新材料開発のためのデータシステム試論(20)
—価値論—
Preliminary Study on Data System for New Materials Development (20) –Thoughts and Strategy on Value-
By Shuichi Iwata, ……….
How to define and deal with 4P(Product, Price, Place and Promotion), Targeting, Framing, Positioning, 3Openness(Access, Data and Science), Public vs. Private, IPR, …, Multi-Lemma.
物質・材料の特性やふるまいとして定義される属性は、原理的にはそれぞれのキャラクタリゼーションの対象となった時空間をキーとして定義される数値や画像、テキストとなる。しかしながらこの構造一特性の相関関係は、用途に応じて粗視化、微視化され、活用される。このためデータ表現としては、属性、情報、価値のコンテクストに依存した表現であることを意識しなければならない。
以上例示したように、物質・材料に関するデータ表現は極めて複雑である。一部は工業規格や標準といて整備されているが、現場やニーズに応じてその都度、最適なデータ表現、データ活用が決められることが多い。
データ処理プロセスとしては、知識が再利用可能な形式で定義されている場合と知識獲得の手続きが定義されている場合に大別され、それぞれがAI技術による知識処理の対象となる。前者は旧来の知識処理システム、後者は学習を必要とする知識処理となる。。。。。。。。。。