新材料開発のためのデータシステム試論(15)
—実体論—
Preliminary Study on Data System for New Materials Development (15) –Thoughts on Materials and Descriptions-
By Shuichi Iwata, ……….
データの発生から共有・活用を経てアーカイブ化までのライフサイクルを物質、エネルギー、属性、価値、情報の流れからのトレーサビリティを確立する。計測限界、経済的コストの限界から、物質・材料の記述は断片的になる。データの発生も離散的になり、データ獲得の前後で物質・材料の状態も変化することもある。その結果、物質・材料の記述は、断片的な観測結果、計測結果の集積となるため、認知の主体と認知の結果との組を重ね合わせて全体として最も整合性の良い表現への編集作業を必要とする。データ活用方法;データのトレーサビリティー;情報流通市場;製造・物質・エネルギー収支の把握等。